ヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809)の没後200周年にあたる2009年、ゆかりの地であるウィーンでは「ハイドン・イヤー2009」として、さまざまなイベントが催される予定です。
ヨーゼフ・ハイドン記念像 マリアヒルフ教会前
「ハイドン・イヤー2009」のオープニングを飾って、2008年11月28日より、オーストリア国立図書館の展覧会では、ヨーゼフ・ハイドンの「皇帝讃歌」を紹介。自筆楽譜のほか、草稿、この旋律を含む弦楽四重奏曲の総譜、印刷楽譜の初版などが展示されます。会場となる国立図書館内のプルンクザールはバロック様式の豪華なホールで、1730年以降、宮廷図書館として使われていたものです。
年が明けて1月に入ると、ウィーンのハイドン・イベントの多くが開催されます。
1月25日には、美術史博物館の「古楽器コレクション」でマチネーが催され、ハイドンの歌曲が1800年頃に制作されたハンマーフリューゲルで伴奏されます。約200年の間、大切に保存されてきた楽器によって、当時の人々が聴いた音色が現代に蘇るのです。
そして、この「ハイドン・イヤー」の本格的幕開けは2009年1月28日、ハイドン・ハウスの再オープンです。この建物は、記念すべき年に向けて大規模に改修され、新たな展示で公開されます。当時はウィーン郊外区のクライネ・シュタインガッセ73番地(現在ハイドンガッセ19番地)にあった家を、ヨーゼフ・ハイドンが購入したのは1793年のこと。その後、彼は家を改築して上階を増築、ここで晩年の大作の多くを作曲したといわれています。2009年5月31日を中心とする3日間のフェスティバルでは、当時の歴史的な様子を再現した庭園も紹介される予定です。
展覧会「皇帝讃歌」
【期間】2008年11月28日〜2009年2月1日
【場所】オーストリア国立図書館
【詳細】www.onb.ac.at


