【お知らせ】フランスにおける新型インフルエンザ

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フランス政府観光局より現地の状況について報告がありました。

「新型インフルエンザウイルスnouvelle grippe A/H1N1につきましては、
ご心配をされている旅行者および関係の皆様も多数いらっしゃることと存じます。
暫定的な分析では病原性(毒性)の弱いタイプと見られておりますものの、今後
の推移は予断を許さず警戒が必要です。

日本の旅行各社は日本国外務省の安全情報に基づき対応していますが、現在フラ
ンスを対象とした渡航延期勧告は発出されておらず、平常時の扱いです。また世
界保健機関(WHO)は渡航制限がウイルスの拡散防止に果たす役割は極めて限定
的との見解を表明(5月7日)しています。

フランスでは内務省を中心に省庁を超えた「危機対策本部」Cellule
interministerielle de crise (CIC) が設けられ、国の感染症対策方針に基づい
てさまざまな対策がなされています。

シャルル・ド・ゴール空港では5月5日以降、メキシコからの到着便については、
他の乗客との接触を避けるために限定された発着ターミナルT3が割り当てられ
ているほか、必要な際に乗客と連絡が可能なように質問票を配布し連絡先の把握
に努めています。

国民へ向けた情報提供と啓もう活動は保健省などが行っており、日々更新され
ています。確認されている感染事例はいずれも外地から持ち込まれたもので、フ
ランス国内を起源とする感染は報告されていません。重症例は無く、死者も発生
していません。在フランス日本国大使館でも日本語で関連情報を伝えています。
*1  

メディアのキャンペーンも始まりました。手洗いやうがい、換気の励行、咳やく
しゃみ時の注意など基本的な感染防止策を紹介しています。38℃以上の発熱など
インフルエンザの症状がある時には、かかりつけ医もしくは救急医療SAMUへの電
話相談(局番なしの15番)を勧めています。

国内で備蓄しているタミフルやリレンザなどの抗インフルエンザ薬および衛生マ
スクの医療機関への配備も順次進んでおり、また国レベルでの配備状況の調査も
行われています。ただ習慣の違いもあり、マスクを着用している人は日本と比べ
て少ないようです。
 
関係の皆様には最新情報の入手に努め、無用な風評被害を避けるためにも、冷静
な状況判断の下でフランスへのご旅行をお楽しみいただきたいと考える次第です。


フランス政府観光局 在日本局長  カトリーヌ・オーデン 

*1  感染確認=14例、感染の疑いが濃厚=6例、感染の可能性=24例。(5月14日現在)」
  
◆参考サイト
フランス保健省 www.sante.gouv.fr  
国立保健衛生監視機構 www.invs.sante.fr
在フランス日本大使館 www.fr.emb-japan.go.jp